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まあ、タイトル通りですw
今日は小狼の誕生日。
小狼は家で映画を観るのが好きそうだと思うので、
さくらちゃんと一緒に映画を観ちゃうお話をば。

追記からどうぞ。
ただし夫婦設定な上、2人の子供達(+知世の娘)というオリキャラも登場しますので
その点はお含み置き下さい。



ここは友枝町にあるマンションの一室。

台所で、この部屋の主である李小狼が、
茶碗を洗い終え、食器乾燥機の電源を入れたばかりであった。
「これで良し、と」
そして、リビングへと向かっていった。

リビングに着くと、
ブルーレイデッキの電源を入れた。
そして、鞄の中からDVDの入ったケースを取りだす。
そのケースとブルーレイデッキのリモコンを持って行き、
リモコンを操作してトレイを空け、
そこにDVDをセット、トレイを閉めたのだった。
「桜、一緒にDVDを見るぞ」
「ほえ?」
小狼に呼び出された妻・(木之本)桜は、
彼の側に座った。
「父上、映画を見るのですか?
俺も見たいのですが」
二人の子供の一人である白狼が小狼に尋ねる
「すまん白狼。
今日の映画はおまえとは一緒に見ることが出来ない映画なんだ。
許してくれ」
彼はいかにも申し訳ないような表情と口調で息子に言った。
「そうですか・・・・・
わかりました。
それでは俺は歯を磨いて宿題を片付けて寝ます。
棗、向日葵、部屋に戻るぞ。
おまえらも宿題があるだろ。
お嬢様、お部屋に戻りましょう。
お嬢様も宿題がおありでしょう。
わからないことがありましたら、向日葵か俺を頼って下さい」
両親と映画のDVDを見ることをあきらめた白狼は、
弟たちをリビングから出した。
「えー宿題?」
「はあい」
「お兄たま、なちゅめたまではだめなのでちゅか?」
そしてケルベロスは、
白狼に猫つまみでつままれていたのだ。
「離せ小僧ジュニア!
わいは向日葵と遊ぶんや!!」
「向日葵は宿題をしなければならない。
だから俺のそばでおとなしくしてろケルベロス」
「ケロちゃんひまにちょうだい白狼お兄ちゃん!」

「子供達も去ってくれたしな。
さ、見ようか桜」
「うん」
小狼はブルーレイデッキのリモコンを操作し、
ポーズ状態を解除した。
すると、テレビの画面から、
重い扉が開き、そこに棺桶が現れる光景が映し出された。
「!?」
桜は目を見開いてしまう。
(何これ!?
怖い映画!?)
しかもそのシーンの後、
怪しい雰囲気の男が現れ、なにやらしゃべり始めた。
桜は、そのままそれに見入っていたのだが、
途中途中で挿入される不気味な光景に、改めて震える。
(やっぱり怖い映画なんだ・・・・・・・・・)
そして金メッキされたかのような女性をバックに
出演者とスタッフの紹介テロップが映し出されている合間を見て
桜は小狼に尋ねた。
「ねえ小狼くん?」
「何?」
「この映画のタイトル何て言うの???」
「死霊の盆踊り、だってさ」
小狼の応えに、桜は完全にびびってしまった。
「やっぱり・・・・・・・・・・
だって棺桶は出て来るし出て来たおじさん不気味だし」
そんな彼女を小狼は慰めた。
「仕方ないさ。
タイトルに『死霊』が付くからな。
でも、もし我慢できないようだったら、
俺にしがみついてもいいんだよ」
彼に優しく声をかけられては桜も納得するしかなかった。
「うん・・・・・・」
そしてふとこう思ったのだった。
(やっぱり小狼くんって優しいな。 
小狼くんに顔が似てるのに白狼はすっごい意地悪なんだよね。
『あれは作り物だ』って。
でも怖いものは怖いんだよぅ。
何だかお兄ちゃんみたい)
「ん?どうした桜??」
「何でもないよ」
小狼の疑念にたいし、桜はすました顔をしたのだった。

「へーっきしっ!!!!!!!」
ここは、桜の実家・木之本藤隆宅のリビング。
ここでくつろいでいた木之本桃矢が派手にくしゃみをした。
すると、彼の頭上から大きな金盥が落下してきた。
そして、桃矢の頭のてっぺんに見事命中したのだった。
ダァン!!
派手な金属音の後、桃矢はその場で気を失ったのだった。
そこに、藤隆と、
下宿人の井口久美子が駆けつけた。
「どうしたのですか桃矢さん??」
「藤隆先生、側にこんなのが落ちてましたよ」
久美子は、桃矢の側に落ちていた金盥を指さした。
「頭に当たったんでしょうね。
でもなぜこれが桃矢さんの頭に当たってしまったんでしょうねぇ」
藤隆はため息をつきながらこう答えた。
そして、気を失った桃矢とため息をつく藤隆を見比べつつ、
久美子はお腹をさすりながらこうつぶやいたのだった。
「本当に困ったパパでちゅねー」
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