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まあ、タイトル通りですw
その瞬間は日本離れてましたからねー。

追記からよろしくどうぞ。



2019年5月1日。
日本の元号は平成から令和に代わった。

ただ、海外にいるとなると、ちょっとピンとこないかも知れない。

無論、この人達もまさにそうだった。

桜は小狼の実家で、
彼の母親である夜蘭に「近況報告」をしていた。
(このあたりは広東語で会話していると思って下さい)

「・・・・・・なるほど。
特に変わったことはなさそうね。
それは何より」
「ええ・・・・・・・・・・」
「それにしても、かなり上達した様ね広東語」
「ありがとうございます」
やはり香港の「名家」の当主との対話であるだけに、
桜の顔からは緊張は隠しきれないものがあった。

小狼と白狼の親子は、やはりというか何というか、
魔導士として、とあるオフィスビルの一室に取り憑いていた魔物をねじ伏せていた。
「白狼、腕を上げたな」
「いえ、まだまだです父上。
父上のレベルには遠く及びません。
もっと実戦を重ねないと・・・・・・・」
こう語り合った二人からは、
夏でもないのに大量の汗が流れており、
戦いの過酷さが伺えたのだった。

向日葵の方は、こっそり連れて来たケルベロスと共に、
父・小狼の4人の姉の手作り衣装の撮影を終えていた。
「楽しかったね、ケロちゃん」
「せやけど、わいはぬいぐるみのふりせなアカンかったからきつかったわー」
「そのかわり、こーんなにお菓子があるよケロちゃん」
向日葵が言った様に、部屋のテーブルには、確かにお菓子が多く並べられていた。
「おお、ホンマや。
どれから喰うたろか」
大量のお菓子に目を輝かせるケルベロスであった。
一方、小狼の4人の姉たちは、
棗がここに来られなかったことに、
ある者は不満を隠せず、
またある者はしょげていたのだった。

そして、両親や兄妹とは別れてパリに行った棗はどうであったか??

「知一(ともかじゅ)ー、賢次ー、
お兄たまでちゅわよー」
大道寺知世は、2年前の夏に、双子で生まれた弟たちに、
棗のことを紹介した。
無論棗は不快感をあらわにする。
「オイお前ら、おれはお前らの兄貴ぢゃねーぞ。
赤の他人だからな。
こいつが勝手に吹き回しているだけだ。
そもそもこいつは妖怪子泣きババアと言って」
そう言いかけたところに、知世の父・藤沢賢と母・大道寺知世が現れた。
「あなたはさくらに何と無礼なことを!
いくら知世さんのお友達の息子さんでもひどすぎるじゃありませんか!!」
「あらあら棗くん、
相変わらずですわね」
賢は怒りをあらわにし、知世は例の可憐且つどす黒い笑みを浮かべた。
「あのなあ、
俺はこんな所に来たくなかったんだ。
香港のばーちゃん所に逝って美味いメシたくさん喰いたかったんだよ!
なんでこいつだけここに来させることが出来なかったんだ!?」
棗の方も負けずに不満をあらわにした。
だが大道寺さくらの両親も負けてはいない。
「でもうちのさくらちゃんは棗くんがお気に入りなのですわ。
どうしても棗くんと一緒でなければ嫌だ、って言いますもの。
もし棗くんと一緒でなければ、
さくらちゃんは私達の元に来られなかったのですよ?」
「私はさくらを侮辱する君のことは気にくわない。
たとえ私が君の父親の事を尊敬し、
君の母親が知世さんの親友であってもだ。
だがさくらが君のことを気に入っているのだからこうして我慢しているのだ。
君も我慢したまえ」
自分達のやり方で反論をしたのだった。
さらに賢は続ける。
「実は、君のお兄さんからこう言われているんだ。
『もしお嬢様』、つまりさくらのことだが、
『お嬢様のことを侮辱する様なことがあれば鉄拳制裁も辞さない覚悟でおねがいします』とね。
ですから、覚悟した方がいいですよ??」
その時の彼は、口元にこそ笑みがこぼれてはいたが、
目は笑っていなかった。
さらに知世も、例の愛らしくもどす黒い笑顔を見せて続ける。
「賢さん、本当はとてもお優しい方なんですけど、
怒らせるととても怖い方ですわ」
もちろん大道寺さくらは寄りかかる。
「なちゅめたまー」
かくして完全に棗は孤立したのだった。
「なんで俺ばっかりこんなひどい目に遭わなきゃならないんだ!
あんまりぢゃねーかよ!!」

※あとがき
知らないうちに10連休終わっちゃいますねー。

まあ元号が変わろうがこの二次創作ブログ多分こんな調子だと思います(苦笑)。

ともあれ、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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