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まあ、タイトル通りですw
出発は慌ただしいものです。

追記からどうぞ。



4月28日昼過ぎの羽田空港国際線ターミナル3階出発ロビー。
友枝小学校・友枝中学校・星條高校いずれも4月27日に授業があったため、
桜達は一足遅いこの日、海外へ行く事になったのだった。

「だから俺も香港に行きてぇんだ!!
誰がフランスに逝くか!!」
桜と小狼の間に生まれた子供の一人・棗が叫ぶ。
「まあ落ち着け棗」
小狼がなだめる。
「他のお客様の迷惑になっちゃうから
叫んじゃダメだよ棗」
桜は優しくたしなめる。
「棗、お嬢様はどうしてもお前でなければ嫌だとおっしゃる。
俺は父上に付いていかなければならない。
母上もまたしかりだ。
お前の代わりに向日葵が附いて行ければいいのだが、
お嬢様はそれを認めて下さらなかった。
だからあきらめろ」
白狼が冷たく言い放つ。
「お兄たまのおっしゃる通りでちゅわ。
お母たまとお父たまと弟たちになちゅめたまのお姿をお見ちぇちたいでちゅわ」
大道寺さくらに至ってはもうパリに来たかの様な態度を取っている。
「棗お兄ちゃん、さくらちゃんのことよろしくね」
向日葵までもが追い打ちをかける。
「棗、知世ちゃんによろしく伝えてね。
あと知世ちゃんに恥をかかせないでね」
「かーちゃんまで俺を見捨てる気かよ!?」
桜まで棗をパリに送り出すつもりになってしまったものだから
彼は絶望してしまったのだった。

そこへ、大道寺家のボディーガードの一人が、桜達のそばに寄ってきた。
「さあさくらお嬢様、もうすぐ搭乗手続きに入りますよ。
あ、棗様も参りましょう。
さくらお嬢様はあなた様がいないと動いて下さりませんからね」
「はいでちゅわ」
「やだ」
「棗、あきらめろ。
出国エリアギリギリまで俺が付いていこう」

かくして出国エリアの近くまで、白狼が3人のそばに付くことになった。
むろん棗がおかしな行動をしない様見張るためである。

「大丈夫かな棗」
「そうだね・・・・・・・」
「白狼お兄ちゃんがいないとキレるもんね棗お兄ちゃん。
そんなにさくらちゃんと一緒にいるのが嫌なのかな?」
出発ロビーに残った三人が棗のことで不安になっていたところへ、
白狼が戻ってきた。
「お疲れ様、白狼」
桜が声をかける。
「まあギリギリまで付いてはみたのですが・・・・・・・・・・
出国エリアではどうなっていることか・・・・・・・・・・・・」
白狼は思わず顔を曇らせた。

一方、ここは出国エリア。
うきうきする大道寺さくらとは対照的に、
棗は完全にへこんでいた。
(なんでこーなっちまうんだよ。
誰がどー見たって誘拐ぢゃねーかよ。
何か怖ぇおねーちゃんが睨んでるし。
しかも叫ぶな!?誤解を招く!?
にーちゃん余計なこと言うんぢゃねーよ。
ざけんな!!)

「俺たちの便の搭乗手続きまでまだ2時間くらいあるからな。
棗達の乗った飛行機でも見送ろうか」
「そうだね」
「それはいいですね父上」
「さんせーい!!」
小狼の提案に桜達は快く応じた。
そしてすぐに、展望デッキの方へと足を向けたのだった。

棗と大道寺さくらを乗せたエールフランスのジェット機がシャルル・ド・ゴール空港に向かって飛び立ってから約2時間後、
小狼・桜らを乗せた香港キャセイ航空のジェット機はチェクラップコク国際空港へと飛び立っていったのだった。

*あとがき
結局令和最初になっちゃいましたねこれ発表したの(苦笑)。

天皇が交代されるためにえらい長い連休になっちゃいましたねー。
ただ「そんなの関係ねーべ?」という方も結構おられるとは思いますが。

それから長い連休なんで外国に行っちゃったもんだから
旅先の外国で令和を迎えちゃった、という方も結構いらっしゃるんじゃないですかね??
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