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まあ、タイトル通りですw
再びの帰宅。

追記からどうぞ。




「だからタマはここからはいってくるな」
「わいはそんな変な名前とちゃうわ!!」
相も変わらず桜の息子・白狼と、
(仮の姿の)封印の獣・ケルベロスが不毛な言い争いをしていると、
玄関の方から、ドアチャイムの音がした。
♪ピンポン
「お、桜や!!
焼き芋ー!!!!!!」
ケルベロスは一目散に玄関に向かって飛んでいった。
これを見た白狼は呆れた。
「まったくタマのやつは・・・・・・・・。
あたまのなかはいもしかないのか。
いもなんかよりもおれがあたえるおじいちゃんねこようキャットフードのほうが
タマのためにはいいんだぞ。
それがまったくわからないのかタマは」
そして彼もまた、玄関に向かっていくのだった

「桜ー!焼き芋焼き芋!!」
玄関に入るなり飛び込んできたケルベロスに桜もまた呆れていた。
「ケロちゃん!
ケロちゃんがうるさいから買ってきたよ、焼き芋。
そんなに慌てないの!」
「何言うとんねん桜!
焼き芋焼き芋!!」
「うるさいぞタマ」
白狼が割って入る。
「そうだよケロちゃん。
白狼の言う通りだよ。
キッチンに行きましょうね」
「母上。
ネコをキッチンに入れてはいけません。
ネコにはへんなびょうきがあるといいますから」
「せやからわいは猫とちゃうわ!
ええ加減にさらせ小僧ジュニアのドアホ!!」
「そうだよ。
ケロちゃんは猫に似てるけど猫じゃないんだよ本当は。
まあ、そんなにケロちゃんのこと猫だと疑うんなら、
ママあとでキッチンのお掃除よくしておきますからね」
キッチンに向かう間もまた賑やかな桜達であった。

「ケロちゃん、白狼、
はい、焼き芋」
桜は、半分に分けた焼き芋を、
白狼とケルベロスに与えた。
すると、やはりというか何というか
ケルベロスから不満が漏れた。
「何でわいに丸々一個焼き芋くれへんねん!?」
「ケロちゃんだけ焼き芋というのは、
やっぱり白狼に対して不公平だしかわいそうでしょ?
だから2人で半分こにした訳。
もし嫌なら、全部白狼にあげてもいいんだけど?」
桜はニコニコしながら、ケルベロスに圧力をかけた。
「わ、わかったで。
今回ばかりは我慢するわ。
せやけど今度は、わいに丸々一個な桜」
ケルベロスは渋々応じたものの、
自分の要望を添えることを忘れなかった。

半分に分けられた焼き芋を、
白狼は椅子に座って黙々と食べ、
ケルベロスは床に座り、なおかつ文句を言いながら食べていた。
「何でわいはこんな扱いを受けなアカンのや。
テーブルに上がれん・・・・・・・・・・
芋は半分・・・・・・・・・・・」
「もんくをいうなタマ。
いもをくえるだけでもありがたいとおもえ、つか、
ネコがいもをくってもいいなんてしんじられない」
「せやからわいは猫とちゃうわ!!
小僧ジュニアのドアホ!!」
「もう!
2人とも喧嘩しない!!
白狼はケロちゃんをからかわない!
ケロちゃんは文句を言わない!!」
またしても不毛な争いに突入しようとしていた2人を、桜は制した。
「「はぁい」」
白狼とケルベロスは気のない返事をしたのだった。

「ははうえ、おいもさんごちそうさまでした」
「はい、よく出来ました」
焼き芋を完食した白狼は食後の「お約束」をこなし、桜に褒められていた。
一方のケルベロスは、焼き芋を半分しかもらえなかったことで、
ご機嫌斜めであった。
(なんで一本丸々わいに渡さんのや桜!?
しかも半分は小僧ジュニアの分!?
アホか!!!!!!!)
そんないらだちを抱えつつ彼はダイニングルームを出た。
そして、ふたつのベビーベッドがある、桜達の寝室である和室に向かっていったのだった。
(今ならうるさい小僧ジュニアおらんからな。
向日葵、今会いに行くからな・・・・・・・)
そのそれぞれのベビーベッドの中では、
棗と向日葵がすやすやと寝入っていたのだった。

※あとがき
焼き芋の季節になりました。
ただ私は焼き芋喰えませんからねえ・・・・・・・・

あとネコが芋を食べられるのかどうかわからないので
わざわざググってみました。
まあ食べられはするのですが、
与えすぎると流石に太ってしまう危険性があるそうで。
あと冷ましたふかし芋で食べさせるのがベストなんだそうです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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コメント
この記事へのコメント
ズーミンさん、お久しぶりです。
黒庭紅葉(くろにわもみじ)と申します。HNを変更しました。
あたしは焼きいもが好きですが、最近は食べていません。
さくらちゃんは相変わらず、ケロちゃんに優しいですね。
白狼君は相変わらず、小狼君と同じく、厳しいですね。
ズーミンさんの小説が面白くて、好きですよ。
2018/12/23(日) 11:41 | URL | 黒庭紅葉@HN変更 #-[ 編集]
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