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まあ、タイトル通りですw
この度の作品は「カードキャプターさくら」と
「ご注文はうさぎですか?」とのクロスオーバー作品です。
また、キャラが崩壊してしまっている危険性があります。

「それでも構いませんよ」という、心の広い方は
追記からどうぞ。



「参ったなあ・・・・・・・・。
フルール・ド・ラパンどこなんだ??」
初めて来た町で、木之本桃矢は道に迷っていた。

途方に暮れかけていると、
交番の建物が目に入ってきた。
「お、こいつはありがたい」
彼はその建物の中へと入っていった。

そこには、婦人警官の香風智乃が、コーヒーにまつわる本を読んでいた。
「すいませーん、
ちょっとお伺いしたいんですけどー」
桃矢がこう尋ねると、智乃は、本を机の上に置いた。
「なんでしょうか?」
「フルール・ド・ラパンに行きたいんですけど、
どうすればいいんでしょうか?」
用件を告げた桃矢に対し、智乃は少しあたふたした。
「あ、外暑かったですよね。
何か冷たいものでも」
思わぬ一言に、桃矢は戸惑った。
「いや、そこまでしなくても」
「いえいえ、遠慮しなくてもいいですよ。
市民の皆様にサービスするのが、私達のお役目ですから」
智乃はこう説明すると、
桃矢とは反対側の方を向いて、何者かに呼びかけた。
「心愛さーん、
冷たいもの持ってきて下さーい」
「はーい」
奥の方からかわいらしい声がした。
「だからそこまでしなくてもいいんですけど」
改めて桃矢は戸惑った。
だが、先ほど声がした方から、
アイスコーヒーが注がれたタンブラーを乗せたお盆を持って、
智乃の同僚である保登心愛が現れた。
「あらいらっしゃい。
そんなところでお立ちにならないでおかけになって下さい」
心愛はたまたまそばにあった椅子に座るよう桃矢を促す。
「そうですよ」
智乃も同意する。
「あ、ああ」
ふたりに押される格好で桃矢は椅子に座った。

「はい、アイスコーヒーどうぞ」
心愛に飲み物をすすめられた桃矢は、それをがぶがぶと飲んだ。
それを横目に見ながら、智乃は心愛に告げる。
「心愛さん、この人フルール・ド・ラパンを探してるそうですよ」
「あ、そうなの。
なら教えてあげないといけないねー」
「そう言うことです」
そんなやりとりのあと、心愛は桃矢に言った。
「ちょっとお待ちになって下さいねー」
そしてどこからか住宅地図帳を取り出す。
「えーと、フルール・ド・ラパン、と・・・・・・・」
しばらく住宅地図帳とにらめっこしていたが、とあるページで手が止まった。
「あ、こちらですねー」
そのページを自分の方に付きだしたものだから、桃矢は戸惑った。
(そんなに迫るなよ)
だが流石に口には出せなかった。
「ちょっと込み入ってますけど、ここですからお気をつけてー」
「あ、はあ。それはどうも」
「おわかりですかー?」
「え、ま、まあ、大丈夫です」
かなりしつこく訊く心愛に辟易しつつも、
桃矢は自分が行きたい場所については納得したようであった。
「それでは。
どうもありがとうございました」
彼は交番を出ようとした。
しかし、智乃に呼び止められてしまった。
「あの、ちょっと待って下さいませんか??」
「???」
怪訝な表情をした桃矢に、智乃はこう言った。 
「実は夕べ、このあたりで強盗事件があって、
それはそれは大変だったんですよ。
ねえ心愛さん」
「そうそう、大変だった大変だったねー」
心愛も相づちを打つ。
「実は指名手配されたその事件の容疑者、
あなたによく似ていらっしゃいますね」
智乃にこう指摘された桃矢は、
目を見開いて驚いた表情をした。
(オイウソだろ!?)
しかも追い打ちをかけるかのように心愛も指摘してしまった。
「そう言えばどことなく似てらっしゃるよね」
「ですよね」
(あのなあ、気のせいだろ?)
桃矢の怒りなぞ知ったこっちゃないとばかりに、心愛は彼の手を引いた。
「ちょっとこちらにいらして下さいねー」
再び椅子に座らされた桃矢はもちろん怒りの表情を浮かべた。
「俺は何も知りませんよ!?」
「そうですか。
それではお伺いしますが、
夕べ、そうですね、10時頃でしたか、
どこにいらっしゃいました?」
智乃は彼に訊いてみる。
むろん強盗事件など身に覚えのない桃矢はこう答えた。
「俺は住まいは友枝町だから友枝町の自宅にいましたが??
何か文句ありますか????」
だが、智乃と心愛は彼の言うことを信じようとしなかった。
「「嘘おっしゃらないで下さい」」
追い打ちをかけるかのように心愛はさらに続ける。
「その時間帯にはもうこの土地にいらしてたんですよね?」
智乃も言う。
「そうですよね??」
疑われっぱなしの桃矢は怒りをヒートアップさせる。
「だから俺は夕べはずっと友枝町にいました!!
いい加減フルール・ド・ラパンに行かせて下さい!!
なんで場所教えてもらおうとしたのに容疑者扱いされなければならないんですか????!!!!????」
だが智乃と心愛は完全に桃矢のことを疑ってかかっていた。
「「まったー!!」」
そして心愛は彼の肩を平手で叩きながら言った。
「そんな嘘言っちゃいやー!!」
「だから俺は嘘をついていません!!!!!!!!!!
ふざけないで下さい!!!!!!!!!!!!」
桃矢はただただキレるばかりであった。
「これは、お捕まえするしかないですね・・・・・・・・・。
皆さんいらして下さい」
智乃はこう言うと、ホイッスルを吹き鳴らした。
すると、奥から3人の婦人警官が現れた。
ひとりはきまじめそうな感じの天々座理世、
もうひとりはやんちゃそうな条河麻耶、
さらにもうひとりはいかにもおっとりとした感じの奈津恵である。
「「「はーい」」」
そして、3人は、声をそろえてこう言った。
「「「いらっしゃーい」」」
この勢いに、桃矢はただただ唖然とするばかりであった。
そこへ、心愛からの説明が入る。
「指名制になってるんですよ。
どの子に逮捕されて欲しいですか?」
むろん桃矢は爆発した。
「ふざけんな!
いい加減にしろ!!
俺は何も知らないしやってない!!!
早くフルール・ド・ラパンに行かせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しかし、5人の婦人警官達は、そんなことなどお構いなしに彼に迫っていく。
「軍人タイプはどうだ!?」
「元気ッ娘タイプはどう?」
「おっとりさんはどうかな?」
「お姉ちゃんタイプなんかどうかな?
あ、チノちゃんは妹タイプね」
「ココアさんこそ妹タイプですよ。
私は寡黙タイプですので」
そして、心愛のかけ声のあと、
皆一斉にアピールしたのだった。
「せーのっ」
「「「「「逮捕しちゃーうぞっ」」」」」
ここまで着るともはや桃矢はキレる事すらアホらしくなってしまい、
こうボヤくしかなかったのだった。
ダメだこりゃ
全っ部ダメだこりゃ」
♪ドーエドーエドーエ

※あとがき
「ご注文はうさぎですか?」のアニメの第3期の構想には驚きましたね。
第2期で打ち止めだろうな、と思ってましたからねー。
そう言えば「ゆるキャン△」も2期の構想が出て来ましたしね。

それに驚くあまりこんなん書いてしまいました。
何考えてるんでしょうか?(苦笑)

ともあれ、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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