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まあ、タイトル通りですw
ある人(達)が現れて様相一変!?

追記からよろしくどうぞ。


ダイニングキッチンで
白狼と向日葵が不毛な争いをしていたところへ、
大道寺さくらが、ケルベロスと共に現れた。
「どうなさいまちたの、おにいたま、ひまわりちゃん」
「お、うまそうなもんがあるな」
彼女達の姿を見て、白狼は言った。
「いやあどうもこうも、って、
お嬢様、ケルベロスはリビングの方にお願いします。
猫をダイニングにあげてはいけません。
衛生上よくありません」
むろんケルベロスは反論する。
「わいは猫とちゃうわ!
小僧ジュニアのドアホ!!」
「そうだそうだ!
ケロちゃん猫じゃないもん!!」
「ほう、なら向日葵、
あれが猫でなかったらなんだ?
イボイノシシか?
ヤルカンドノウサギか??
ヨーロッパホラアナライオンか???」
ケルベロスの言葉に(いつものように)同調した向日葵に対し、
彼は、絶滅した動物の名前まで出して彼女を挑発する。
「だからケロちゃんはケロちゃん!
そんな変な名前の動物じゃないもん!!」
もちろん向日葵は挑発に乗ってしまう。
「せや!わいはわいなんや!!」
ケルベロスもついて言う。
またも収拾が付かなくなりそうになったところに、大道寺さくらが割って入る。
「あの、おにいたま?」
「どうしたのですかお嬢様??」
「ケルベロチュちゃんは、ほんとうはネコじゃないのでちゅわ」
彼女にそう言われて、白狼は動揺した。
「ど、どういう事なのですかお嬢様!?」
彼女は澄ました感じで答えた。
「じつはさくらおかあたまにたのんで、
パリにすんでいらっしゃるおかあたまにケルベロチュちゃんのことをきいてみたのでちゅわ。
そうしたらおかあたま、
ケルベロチュちゃんはネコににた、でもネコではないいきものだとおっしゃってまちたわ。
あとケルベロチュちゃんにはおかちをあげてもだいじょうぶでちゅわ。
おかあたまはなんどもケルベロチュちゃんにおかちをあげてまちたけど
なんともありまちぇんでちたわ」
「ほうれ見い!
知世んちのさくらもこう言うとるやないか!
せやからわいは猫とちゃうんや!!
わかったか小僧ジュニア!!」
ケルベロスはいい気になった。
だが白狼は納得していない。
「お嬢様、あなたの母上もこいつ勘違いしてる気がするのですが?」
「いえ、そんなことはありませんよおにいたま。
おかあたまは、おにいたまがうまれるまえから、
ケルベロチュちゃんとなかよちでちたから、
ケルベロチュちゃんのことはおにいたまよりよくごじょんじなのでちゅわ。
こんどおかあたまにうかがってはいかがでちょうかおにいたま?」
大道寺さくらは、母・知世譲りの可憐且つどす黒い笑みを浮かべて、
彼を煙に巻いた。
「わかりましたお嬢様。
今度あなたの母上に、ケルベロスのことをお話しいたしましょう」
白狼は納得いかない表情を浮かべて話したのだった。

「ところでケルベロチュちゃん、
うまそうなもんがあるとおっしゃってまちたけど」
「おお知世んちのさくら、
あれや」
ケルベロスは、フライパンに載ったままのホットケーキの方に頭を向けた。
「まあ、なんておいちちょうなホットケーキ」
「ひまが焼いたんだよさくらちゃん」
「すごいですわひまちゃん」
大道寺さくらと向日葵のやりとりに、ケルベロスはあることを思いだした。
(こら桜と知世のやりとりやなまさに。
親に似たもんや)
「今お皿に盛るね」
向日葵はそう言うと、皿を5枚出し、
2枚の皿にホットケーキを1枚ずつ
1枚の皿にホットケーキを2枚乗せた。
これに大道寺さくらは違和感を覚えた。
「あら?このおさらにホットケーキ2つはいってまちゅわ!?」
「え!?だってこれケロちゃんのだよ!?」
「おお!わいは2枚喰えるんか!?」
向日葵が慌てて説明し、ケルベロスがそれに飛びつこうとした。
だが、彼女は告げる。
「ちょうなりまちゅと、おにいたまとなちゅめたまははんぶんこになってちまいまちゅわ」
「そうだぞ。俺はともかく、あいつは納得しない。
向日葵、お前、棗のおやつケチった結果、
母上に怒られた
だろ?
あとケルベロス、
棗のプリン喰ったせいであいつに半殺しにされたよな??」
白狼もまた鋭い指摘をした。
これには向日葵とケルベロスも表情が固まってしまった。

結局、皿1枚あたりホットケーキ1枚と言うことになった。
「お嬢様、あいつの分は俺が持って行きましょう」
「いいえ、おにいたまはおにいたまのぶんをおもちになってください。
なちゅめたまのホットケーキはちゃくらがもっていきまちゅわ。
ちゃくらはひまわりちゃんとケルベロチュちゃんといっしょにめしあがりまちゅわ」
斯くして白狼は自分が食べるホットケーキを、
大道寺さくらは棗が食うホットケーキを、
それぞれ持ってダイニングを出た。
そしてそこには、向日葵とケルベロスが残された。
「ごめんねケロちゃん」
「全く、知世んちのさくらなんで余計なことぬかすんやろ?」
彼女達は自分達の思い通りにならなかったことにすっかりしょげていた。
「でもね、ひま、もう少し大きくなったら、
白狼お兄ちゃんが居なくてもお台所自由に使えるようになるんだ。
そうなったら、ホットケーキ、
ケロちゃんにいっぱい作ってあげるね」
気を取り直して向日葵は将来のことを言った。
「ホンマか!?
ほなそん時は頼むな」
ケルベロスは目を輝かせて言ったのだった。
だがその一方で、ケルベロスはふと思ったのだった。
(にしても知世んちのさくら、
小僧ジュニアや向日葵の扱い方上手いな。
血は争えんで・・・・・・)

※あとがき
ま、正直アレにインスパイアされて書いてしまいました(苦笑)。

しかし劇中の小道具(食品)ひとつで番組が作れるなんて、
何か凄いですね・・・・・・・・・・

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
この記事へのコメント
ズーミンさん、こんにちは。
白狼君と棗君は育ち盛りなので、ホットケーキの量が半分は少ないと思います。因みに、ケロちゃんはダイエットが必要なので、半分で十分だと思います。
話が変わりますが、最近あたしはケロちゃんを描く回数が増えましたよ。
2018/10/08(月) 11:24 | URL | 碧茶々 #-[ 編集]
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