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まあ、タイトル通りですw
お使いのお話でございます。

追記からどうぞ。



今は梅雨時期。
ここ数日、しつこいくらいしとしとと雨が降っている。

そんなそぼ降る雨の中、
蛙形のレインコートを着た少女が、
雨故に人通りがほとんどない住宅街の通りを歩いていた。
そばには、黄色いレインコートを着た生き物がふよふよと浮きながら移動していた。

「おっ買い物っ、おっ買い物っ。
今日はケロちゃんとお買いっ物っ」
「今日は向日葵とおでかけや。
わいもうきうきするで」
木之本桜の娘・向日葵と、
桜に仕える封印の獣・ケルベロスであった。
「スーパーってなかなか遠いんだねケロちゃん」
「せやな」
「もう家を出て10分くらいになるんだけどなあ」
「せやけど学校も結構家から遠いやろ?」
「うん。20分くらい」
「まあそんなもんやろ。
慌てずゆっくり行こな」
「うん」

しばらく歩いているうち、目的地であるスーパーマーケットにたどり着いた。
「おお着いたかー」
「ここでしずく振るわなくっちゃね」
向日葵はそう言うと、
レインコートを脱ぎ、付いていた雨しずくを落とした。
そしてそれを着直すと、
ケルベロスからレインコートを脱がせ、やはり雨しずくを落としたのだった。
「あ、ケロちゃんリュックの中に入ってて」
「せやったな。
ほな、あん中から
オカンから預かったエコバッグ出しとくで」
何しろケルベロスの存在はある意味トップシークレット、
人前に出す事は一種のタブーなのだ。

ケルベロスと2着のレインコートをリュックの中に入れ、
逆にエコバッグをリュックの中からケルベロスに出してもらうと、
向日葵はスーパーマーケットの中に入っていったのだった。
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