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まあ、タイトル通りですw
4月1日になりましたが・・・・・・・・・・・

追記からよろしくどうぞ。



4月1日、ここは木之本藤隆の家。
ここのダイニングルームで、
木之本(李)桜の誕生日を祝うホームパーティーが行われていた。
桜の父、兄、夫、息子の一人、友人の一人にして兄の「パートナー」に加え、
実家の下宿人と父の助手がその場にいた。

だが、どこか冷ややかな雰囲気に包まれていた。

桜が、夫・小狼、父・藤隆と共に、
父の友人である池永と立ちながら談笑していたのに対し、
桜の兄・桃矢は、「パートナー」・雪兎、下宿人・久美子、
そして桜の息子・白狼に囲まれた状態で椅子に座っていた。
「なんでここにクソガキとクソガキ2号とクソ居候がいるんだゆき?
向日葵はいないのか?」
その表情は、全くこの場にはそぐわない、陰気なものであった。
「仕方ないよ。
藤隆さん呼ばなかったんだから」
雪兎はあっさりと答えた。
「しかし父さんもひどいよな。
こいつらなんで呼ぶんだ?
あとこいつは親御さんの元に戻した上でずっと親御さんと一緒にいればいいんだ」
相変わらず桃矢は不満ばかり言っていた。
「ねえ桃矢くん、私は確かに居候かも知れないけど、
両親の許しは得てるんですけど?
それに父も母も、
高校卒業するまではイギリスに来るな、とまで言ってますけど??」
「そうですよ桃矢さん」
久美子の反論に、藤隆が助け船を出す。
「実は久美子さんが高校に入学する事になった際、
発掘作業の合間を縫ってロンドンへ出向いたんですよ。
そこで久美子さんのご両親にお目にかかりましてね。
『娘の事をよろしくお願いします。
あの娘は相当の覚悟で私達のところに来るつもりはないようですし、
私達もあの娘が高校をきちんと卒業するまでは会うつもりはありませんので
そう伝えてください』とおっしゃってましたよ?」
これに対し桃矢は立ち上がり、
我を忘れて声を荒げてしまう。
「だから安易にこいつの言う事信用するんぢゃないよ父さん!
なんでご両親に対し『あなた方の元にお返しします』と」
その時、たまりかねた久美子が、桃矢にビンタを一発かました。
バシッ!!!!!!
「ふざけないで桃矢くん!!
どうしてそんなに私を嫌うの!?
まさか木之本先生、いや、あの人に未練があるの??
バッカみたい。
あの人桃矢くんの妹さんなんでしょ!?
肉親の事本気で好きになっても結婚できるわけないでしょ!
いい加減目を覚ましてよ!!」
久美子は堰を切ったかのように思いの丈をぶちまけた。
そして、泣き出してしまった。

「桃矢・・・・・・・・・・
女の子泣かせちゃダメなんじゃないか・・・・・・・・・・・・?」
雪兎が桃矢に冷たい視線を向ける。
これに桃矢は、怒りと焦りが混ざった表情で必死になって反論する。
「あいつが勝手にキレて泣き出しただけだ!
オレは悪くない!」
そこへ、藤隆が口を開いてきた。
「桃矢さん、
それだけ久美子さんはあなたの事を本気になって好意を抱いている訳なんです。
それをあなたは平気で踏みにじっていますね・・・・・・。
そんなに桜さんに未練があるのでしょうが、
もういい加減その未練を断ち切らなければなりませんね。
そうしなければ桃矢さん、
あなたは前に進む事が出来ません。
いや、あなたは前に進む事を拒みたいのでしょうが、
もう周りの人は、私も含め、
誰もそんな事を許しはしませんよ。
まあ、そう言ったところで、
あなたは自分ばかり責められてる、と思うのでしょうが、
それがいけないんです」
彼の言葉に、桃矢は何も言えなかった。
(父さん・・・・・・・・・・
俺の考えてる事を・・・・・・・・・・・)
そんな彼に、今まで黙って見ているだけだった白狼がつぶやいた。
「伯父上。
お爺様は伯父上の事を心配しているのです。
久美子さんも父上も母上も雪兎さんも。
そして・・・・・・俺も・・・・・・・・・・・」
そして彼もまた、言葉を失うと同時に涙を流してしまった。

「桃矢さん・・・・・・・・
女の子ばかりか、従弟の子供まで泣かせてしまいましたね・・・・・・・・・
どうせ自分が悪いんじゃない、
勝手に泣いた方が悪い、と言いたいんでしょうけど、
白狼くんが言っていたように、
あなたの事を心配するあまりこんな事になってしまったんですよ・・・・・・」
藤隆は冷たい表情を崩さず桃矢に告げた。
自分が言おうとしていた事を見透かしたように告げていく父親に対し、
もはや桃矢は反論する気も起きず、
ただただ黙っているだけであった。

その様子を、桜、小狼、そして池永は、
ただただ黙って見る事しか出来なかった。
(お兄ちゃん・・・・・・・・・・・
みんなを困らせないで!!)
(義兄さん・・・・・・・・・
藤隆教授・・・・・・・・・・・・)
(木之本先生も苦労なさってるんですね私生活では・・・・・・・・。
私が口を挟む事ではないですねこれは・・・・・・・・・・・)

※あとがき
周りに迷惑をかけようが、
あれはアレなんですよ結局は・・・・・・・・・・・。

え、なんの解決にもなってない?
そりゃまあそうですけど・・・・・・・・・・・
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