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まあ、タイトル通りですw
クリスマスが近付くと、子供は浮ついちゃうものなんですねー。

追記からどうぞ。
なお、桜の「身内」ではありますが、
オリキャラがメインですので、その点はお含み置き下さい。


ここは小狼・桜一家が暮らす、マンションの一室。
ここのリビングで、二人の息子達である、
白狼と棗の兄弟が話していた。
「棗、サンタさんから欲しいものは何だ?」
「うーん、ないしょ!」
「そうか、言えないか。
まあプライバシーとか個人情報の保護というのがあるからなー」
白狼は深くは追求せず、
棗を置いて自分の部屋へ戻っていった。
これに彼はホッとしたのだった。
(やべーやべー。
プレ○テのことにーちゃんにいったらにーちゃんキレるんだよな。
にーちゃん○レステめのかたきにしすぎだよ)
どうやら彼はプレス○のソフトをサンタクロースにお願いしたようである。

さて、白狼が自分の部屋に戻ると、
妹の向日葵が、
両親の友人・大道寺知世の娘である大道寺さくらと、
(仮の姿の)封印の獣・ケルベロスと遊んでいた。
「おおお前達。
今からお兄ちゃん勉強するからな。
ちょっとどいてくれないか」
「はあい。
じゃさくらちゃん、ひまのおへやであそぼ」
「せやな」
「えーいやでちゅわ。
なちゅめたまどこですの?」
白狼に促され、向日葵達は部屋を出ようとした。
ところが彼は、さっき棗と話したことをふと思いだし、
向日葵達にもしたのだった。
「あ、悪い。
お前達、サンタさんから欲しいものは何だ?」
向日葵は答えた。
「ひまはね、コリたんのおともだち」
「ああ、あの白い熊のキャラのあれか。
でも何でだ?」
彼女の理由に、白狼は少し首をかしげた。
「だってコリたんもおともだちいほしいもん。
たんすのうえのみどりのくまさんとピンクのくまさんおともだちにしたいのに
ぱいらんおにいちゃんもケロちゃんもダメっていうもん」
理由を述べながらふてくされた表情をした向日葵であった。
「そりゃそうだろ。
あのテディベアはな、父上と母上の思い出がいっぱい詰まった物なんだ。
俺達はおいそれとは触ってはいけないんだ」
「こればっかりは小僧ジュニアの言う通りや。
せやから、あのテディベアはあきらめた方がええ」
「うん。
だからひまおなじのがほしい」
「でも同じ物なかなかあらへんからなあ・・・・・・・・・・」
途中からケルベロスも加わり、
桜と小狼をモチーフにしたと言っても過言ではない、
翼の生えたピンクのテディベアとグリーンのテディベアのことを話題にしたのだった。

さて、白狼は、今度は大道寺さくらにも質問をした。
「さくらお嬢様は、
クリスマスプレゼントは何が欲しいのですか?」
彼女は何の迷いもなく答えた。
「なちゅめたまのあいでちゅわ」
彼は思わずズッコケた。
「お嬢様・・・・・・・・・・・」
しかしさくらは必死だった。
「ちゃくらがあれだけなちゅめたまのことをおもっていますのに
なちゅめたまはちゃくらのことをじゃまものあつかい・・・・・・・・・・・。
あんまりでちゅわ」
「まあそうですが・・・・・・・・・・。
でもいくら何でもクリスマスプレゼントには無理があるでしょう」
白狼は完全に呆れていた。
「ちょんなことありまちぇんわ!
サンタさんにおねがいすればかならずなちゅめたまのあいをちゃくらのもとにとどけてくださいまちゅわ!」
さくらは必死になって反論したのだった。
これには向日葵は困惑し、ケルベロスは呆れた。
「ケロちゃん・・・・・・・・・
なんだかさくらちゃんかわいそう」
「4歳にして現実の壁ッちゅうもんにブチ当たるんやないかなあ
知世んちのさくらは・・・・・・・・・・・」

「ところでぱいらんおにいちゃんは?」
向日葵は白狼に、サンタクロースへのお願いについて尋ねた。
「俺か。
俺は、特に望む物はない。
むしろ、サンタさんからプレゼントをいただくの、今年で最後にするつもりだ」
彼のこの告白に、向日葵とケルベロスは一瞬固まった。
(!?)
(今何て言うた小僧ジュニア!?)
そんな彼女達にかまわず、白狼は続ける。
「俺は今までサンタさんから、
プレゼントをいただいては来た。
でもいつまでもサンタさんの世話にはなりたくないし、
逆に俺がサンタさんのようにならなきゃな、と言う気もするんだ。
だからサンタさんからいただくのは今年を最後にする。
そのために、サンタさんへの感謝の手紙を書くつもりだ」
この説明に、向日葵とケルベロスはピンと来なかった。
(サンタさんしんじてないのかなぱいらんおにいちゃん)
(何考えとるんや小僧ジュニア)

「そうだ、引き留めて悪かったな。
もう行っていいぞ」
「はあい。
さくらちゃん、いこう」
「なちゅめたまはどこでちゅかおにいたま?」
白狼に促されて部屋を出ようとした向日葵だったが、
大道寺さくらは相変わらず棗のことばかり気にしていた。
「さあ俺にもわかりませんねお嬢様。
それよりも向日葵とお遊びになった方がいいですよ」
「せや。
こればっかりは小僧ジュニアの言う通りや」
「俺は李白狼というちゃんとした名前がある。
そもそも小僧とは誰のことだケルベロス」
「お前の親父のことや」
せっかくさくらを説得していたのに、
「仲間割れ」をやらかしてしまう白狼とケルベロスであった。
「ケロちゃんぱいらんおにいちゃんとけんかしちゃダメ!
ひまとさくらちゃんといっしょにあそぶの!!」
「あ、せやった」
向日葵に怒られてしまったケルベロスであった。

「じゃぱいらんおにいちゃん、またゆうごはんねー」
「ああ」
「ほな行こかー」
「なちゅめたまはー!?」
かくして向日葵達は白狼の部屋を出た。
そして一人残された彼は、学習机にむかう。
「さて、サンタさんにどうお礼のお手紙を書こうか。
悩むなあ・・・・・・」
椅子に座り、思わず思案投げ首になる彼であった。

※あとがき
サンタクロースって、いつ頃まで信じてましたか?
小生は・・・・・・・・・もう忘れました(苦笑泣)。

ところで白狼は、
もしかしたらサンタさんの「正体」を薄々感じているのかも知れませんね、この分だと・・・・・・。
ちょっと現実主義的すぎるかしら?

今回出て来た本来の「CCさくら」キャラですが、
ケルベロスだけになってしまいました。
いいのかこんなんで!?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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