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まあ、タイトル通りですw
舞台の方は終盤にさしかかってきました。

追記からどうぞ。


「時代の流れは残酷なもので・・・・・・。
時の将軍だった徳川慶喜が大政奉還を行い、
それを機に薩摩と長州の武士たちは、
『徳川を政(まつりごと)から追い出そう』という動きを見せていきました。
もちろん反対する藩も少なくなく、
その結果、京の都の外れ、鳥羽と伏見というところで、
徳川の軍と薩長の軍が激突したのでした。
徳川の軍の一員として参戦した新撰組でしたが、
鳥羽と伏見、そしてそのあとの戦いで、
仲間を失ってしまったのでした・・・・・・」

小野寺のナレーションのあと、
寺田屋の場面が終わって一度は閉まった緞帳が再び上がった。
そこには、小狼扮する近藤勇を、
クラスメイトたちが扮する新撰組隊員が取り囲んでいた。

「局長、大丈夫ですか?」
「土方、済まん。
俺が怪我したばっかりに」
「いや、そう言うこと言わんで下さい。
我々は精一杯戦ったんですから」
「でも奴等錦の御旗立てやがったからなぁ」
「俺達賊軍!?あんまりだ!!」
「オイオイ静まれ!
局長怪我してるんだぞ」
高橋由伸する扮する土方のひと言で、
ひとまずその場は静まりかえった。
「すいません局長。
どうやら上様はこの大坂を出ざるをえなくなったようです。
我々も上様と行動を共にするべきではないかと」
「その通りだ。
その準備をしてくれ」
「はっ」
近藤は土方らに対し部屋を出るよう促し、
彼らはそれに従ったのだった。

「沖田、
ちょっと来てくれないか」
部屋にひとりになった近藤は、
桜扮する沖田を呼んだ。
「失礼します局長、ゲホゲホ」
沖田は咳き込みながら近藤のいる部屋に入っていった。
「沖田、貴様は我々を見捨ててくれ。
こんな体では、
我々の足手まといになってしまうからな」
「それは出来ません、局長。
私たちと局長は
一心同体、ゲホンゲホン」
「だからその体では
剣を振るって相手を突き刺すことは出来ん。
だから我々を見捨て、
どこかで療養をしてくれ」
沖田の体を気遣った近藤だった。
「でも私はどうせ死ぬなら
局長や土方さん、仲間たちと共に死にたいんです。
下手に一人で死ぬとしても、
戦場で、ゲホンゲホンゲホン」
沖田は強がったが、激しく咳き込んでしまう。
「だから無理をしてはならん」
近藤は思わず沖田の両肩に自らの両手を置いた。
「無理をしてはいません!!」
沖田はこう激高すると、
近藤に抱きついてしまったのだった。
「どうか、どうか・・・・・・・、
私も近藤さんやみんなと一緒に・・・・・・・」
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