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まあ、タイトル通りですw
実は一頭だけ仲間外れだったりします(苦笑)。

追記からどうぞ。


さて、小狼・桜一家がパーティーで盛り上がっていた頃、
ケルベロスはどうしたのかというと、
ダイニングテーブルのそばで、
尾頭付きの鯛の刺身に手を付けようとせず、
いじけまくっていた。
(なんでわいばっかりこんな目にあうんや・・・・・・)

それは料理が出来上がり、家族全員席に着いたときのことだった。
ケルベロスはダイニングテーブルの近くを飛んでいた。
そして、彼の視界に、桜手作りのケーキが飛び込んできたのだ。
(おっ、ケーキや!!)
そして、彼はケーキの方へと向かっていった。
しかし、ダイニングテーブルにたどり着く前に、
白狼に首根っこを捕まれてしまった。
「タマ!ダイニングテーブルにいっちゃダメじゃないか!!
おまえのけがたべものにおちたらどうするんだ!!
それにネコからしょくじをつうじて
おれたちにんげんにうつるびょうきだってあるんだぞ!!」
ケルベロスも黙っていない。
「わいはネコちゃうわ!!
何遍言わせりゃわかるんや小僧ジュニアのドアホ!!」
それでも白狼はひるまない。
「タマにはおかしらつきのたいのおさしみがあるだろ。
あれけっこうたかいんだぞ。
それにおまえはものすごいとしだからな。
だからおじいちゃんねこようのえさでないとたべちゃいけないんだ。
でもきょうはちちうえとなつめとひまわりのたんじょうびだから
とくべつにごちそうしてやるんだ。
だからありがたくたいのおさしみをくえ」
そう言いながら、ケルベロスを、
ダイニングテーブルから離れたところにある、
鯛の刺身の持ってある皿の前においた。
そして彼はダイニングテーブルの前に座ったのだった。

ケルベロスは鯛の刺身の前でじっとしていた。
隙あらばケーキのあるダイニングテーブルに行こうとしたが、
白狼を恐れるあまり、
なかなかそちらに向かえず、
そればかりか、
いつの間にかすっかりいじけてしまったのだった。

そして・・・・・・、
「・・・ロちゃん、ケロちゃん!!」
どこからか桜の声がした。
「何や桜?」
「早く食べないと片付けちゃうよ!
おさしみって、結構足が速いんだから!!」
片付ける、と言う言葉に反応したケルベロスは、
慌てて刺身を食べた。
そして、再びダイニングテーブルに向かうと・・・・・・、
「ない!!」
テーブルの上にあったはずのケーキはなかった。
「ケロちゃん、ケーキのことだけど、
小狼くんと白狼と私で食べちゃった。
それに下手にケロちゃんにあげると
白狼うるさいしね・・・・・・」
少し済まなさそうな表情をしながら
桜は言った。
だが、ケルベロスにとって、
ケーキが食べられなかったことは、
まさに絶望であった。
「なんでわいがこんな目に・・・・・・。
向日葵の誕生日なのに・・・・・・」
涙を流しながらふと見ると、
視線の先にはカレンダーがあった。
そう、よくよく考えてみれば、
今日は2012年7月13日、金曜日だった。
「道理でわいがひどい目に遭う訳や。
せやかて・・・・・・、
あんまりやー!!!!!!!!」
おめでたい日のはずなのに、
災難続きだった自分のことを嘆くケルベロスだった。

※あとがき
一応小狼バースデーものです。
小さく一家の「今」を題材にしたため、
ちょっと長引いてしまいました。

家族でお祝いする誕生日って、
結構たのしいものではありますね。
ただ誕生日があまり楽しくなくなることもありますからねー・・・・・・。
私なんかそうですもん。(←自爆)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
この記事へのコメント
やっぱりタチバナズーミン様は人を笑わせる才能がおありで。(笑)
ちゃんと全部にオチがついていて、いつも何書いてんだかわからない私とは大違いです!


ふとケロちゃんって魚食べるんだ…と思いました。
あと、
お誕生日が3人も同時に祝えるっていうのは凄いですね~

2012/07/30(月) 21:42 | URL | 桜夏未来 #-[ 編集]
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