FC2ブログ
まあ、タイトル通りですw
桃矢とある歌にまつわるお話。

追記からどうぞ。


ここはスナック「ホリック」。
木之本桃矢はここでヱ○スビールを飲んでいた。

土曜日ごとに彼はここに来て、
瓶ビール一本空けながら、
有線放送から流れる歌を聴くのが楽しみだった。
たいていは聞き流すのだが、
ふと耳について気になる曲があると、
ママの大原侑子に訊ねては、
彼女の説明を聞くのだった。

「侑子さん」
今日もまた桃矢は、
自分が気になった歌のことを侑子に訊ねていた。
「さっき有線で流れていた曲、
なんてタイトルですか?
すごく身につまされるんですよ・・・・・・」
すかさず彼女は答えた。
「ああ、あれね。
氷川きよしの『櫻』という曲ね」
「そうですか・・・・・・」
そういうと、彼は、ある女性のことを思い出すのだった。
(桜・・・・・・
お前いつになったら俺の元に帰ってくるんだ?・・・・・・・・
いつまでクソガキにたぶらかされ、だまされてるんだ!?・・・・・・・・・)
そんな彼を見て、侑子はふと思ったのだった。
(まだ彼女のことを引きずってるのね・・・・・・。
もういい加減あきらめた方がいいのに・・・・・・。
しかもこんな時に限って・・・・・・)
だが、彼女がそう懸念したときには、
すでに桃矢はビールを瓶一本空けていた。
そして、バーテンの福山君尋にこう注文したのだった。
「ハイボールくれ」
「わかりました」
君尋は素直に応じてしまった。

「やめなさい!!」
侑子は慌てて二人を止めようとしたが、
すでにハイボールは出来上がり、
それの入ったグラスに桃矢は口に付けていた。
いや、付けるが早いか、
一気に飲み干してしまったのだった。

「クソー桜ー、
なんで俺の元に帰ってこないんだー・・・・・・。
俺はいつでも、いつまでも待ってるのに・・・・・・・・・」
かなり酔いが回っているようだった。
当然ながら侑子は彼を諭すのだった。
「いくら何でも飲み過ぎよ桃矢君。
もうこの辺でおやめなさい。
もう妹さんは帰ってこないのよ。
あなたもいい加減かの・・・」
しかし彼は聞く耳持とうとしない。
「侑子さん、
あんた俺の身内ぢゃ無いでしょ?
妹を奪われた俺の気持ちなんか・・・・・・
畜生!!!!!!!!」
どうやら桃矢はこのたびも荒れそうである。

そんな彼を、空の果てから見ていたものがいた。
裕香という名の天使だった。
外見はシルバーの髪の毛にブルーの瞳、
さらには白い肌の持ち主という、
西洋風の美少女であるが、
その衣装はなぜかシスター服に似たものであり、
裾と袖口には十字架をあしらった切れ込みがあったうえ、
なぜか裾が膝のあたりまでしかなかった。
それくらいならまだいいのだが、
この天使は、
天使らしからぬ下品な言葉遣いをする、
それはそれは残念な天使だったのだ。
「おーおー、
いい歳こいたおっさんが酔っ払って暴れてるのだ。
みっともないう○こなのだ。
しかも妹に未練タラタラとは、
救いようが無い○んこなのだあはは!」
こうして彼女は桃矢を罵倒したのだった。
でも罵倒しては天使失格である。
やはりそれなりにフォローはすべきである。
「仕方が無い。
このうん○に、彼女を授けてやるのだ。
ま、いつになるかはワタシは知ったこっちゃないけどなあはは!!」
こんないい加減な残念天使に目を付けられた桃矢は、果たしてどうなるのか??
それはまた別の話である・・・・・・。

※あとがき

櫻/出発(Aタイプ)櫻/出発(Aタイプ)
(2012/02/08)
氷川きよし

商品詳細を見る

この歌をモチーフにして作品を書いたつもりだったんですが・・・・・・、
なんだか変な方向に話が行ってしまいましたねー・・・・・・。
でも歌そのものは結構いい歌で、泣ける歌なんですよ。
ぜひ一度お聞きになって下さい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
桃矢さんよぉ、いい加減諦めたらどうですかい?(笑) うち、つっこんでしもうたわぁ~
2012/07/08(日) 22:45 | URL | 桜夏未来 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する