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まあ、タイトル通りですw
藤本さんは心配していたのだ。
追記からどうぞ。

藤本清和は家路を急いでいた。
アパートの自分の部屋に
花戸小鳩を住まわせてから3ヶ月くらい経っていた。

弁護士事務所というところはなかなか激務であり
土曜日や日曜日にも出勤せざるを得ない事もある。
遺産を清算する際にも小鳩にこのことはきちんと伝えてはいた。
ゆえに遅く帰ってきても小鳩は文句を言った事は一度もなかった。
ただ、自分の帰りを待ってくれるのはどうなんだろうか、と、
ここ最近は考えるようになった。
何しろ小鳩にも仕事がある。
しかもその仕事は朝結構早い。
それだけにあまり無理をして欲しくない。
だから自分より早く寝てしまってもかまわないし
むしろそうして欲しかった。
しかしそれを小鳩に告げたところで
彼女は「無理なんかしていません。藤本さんの事が心配なんです」などと言い張ってしまい、
結局は今までの生活を改めようとしないだろう。
それでも何とか説得しなければ、と思う藤本だった。

そうこうしているうちにアパートに着いた。
自分の部屋を見ると、明かりがともっている。
(まだ起きてるのかあいつ。今日こそは言っておかなければ・・・・・・)
意を決して自分の部屋に向かった藤本だった。

そして自分の部屋の前にたどり着き
玄関のドアを開けた。
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